プレスリリース詳細

オートロック付アパートでも
スマホ応答で荷物が受け取れる
kit HOME ENTRANCE×置き配バッグOKIPPA
実証実験開始

2019.12.09

株式会社TATERU(本社:東京都渋谷区/代表取締役CEO:古木大咲/証券コード:1435、以下当社)の子会社である株式会社Robot Home(代表取締役:松園勝喜/以下ロボットホーム)は、Yper株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:内山智晴/以下Yper社)と共同で、スマートフォンで応答・解錠できるエントランスシステム「kit HOME ENTRANCE」と置き配バッグ「OKIPPA」を活用したオートロック付きアパートでの置き配の実証実験を開始いたしましたので、お知らせします。

「kit HOME ENTRANCE」を活用した置き配の実証実験

EC市場の拡大、人件費の高騰等により近年問題となっている再配達問題ですが、宅配ボックスや置き配など様々な運用が模索されています。一方で、セキュリティが不十分で置き配ができない、後付けの宅配ボックスについては、エントランス付近や住居付近に設置場所がないなどの問題点も浮かび上がってきております。
今回、実証実験では、Yper社が開発・提供する折り畳み可能で省スペースな置き配バッグ「OKIPPA」と、当社が開発・提供する外出先からスマートフォンで受話応答・解錠が可能なエントランスシステム「kit HOME ENTRANCE」を活用した、オートロック付きアパートでの置き配の実証実験を行います。実施内容は、「kit HOME ENTRANCE」と「OKIPPA」のシステム連携に係る技術検証および、入居者が不在時の宅配業者の来訪を想定した置き配の運用検証です。
「OKIPPA」は一般的な宅配ボックスと異なり、常時スペースを必要としないため、手軽で簡単に設置することができます。盗難などに対するセキュリティについては「kit HOME ENTRANCE」のアクセス制御により強化することが可能で、さらに宅配物を同意なく置き配されるのが不安な方も、スマートフォンからの遠隔応答によって、宅配業者を確認した上で置き配を依頼することができるので、安全性を確保することができます。
当社は今回の実証実験の結果をもとに、「kit HOME ENTRANCE」のアップデートを行い、入居者の利便性とセキュリティの向上を推進するとともに、宅配ボックスがない物件や、入居者不在時の再配達問題の解決に取り組んでまいります。

<実施概要>
開始時期:2019年11月下旬
実施内容:
技術検証 「kit HOME ENTRANCE」と「OKIPPA」のシステム連携の検証、
運用検証 入居者によるスマートフォンでのオートロック解錠、また宅配業者の連携を検証
実施施設:東京都板橋区に所在する「kit HOME ENTRANCE」を導入したオートロック付きIoTアパート
構造:⽊造3階建
築年⽉:2019年1月竣工

Yper社の物流システム「OKIPPA」について

「OKIPPA」は、置き配バッグ(簡易宅配ボックス)とスマートフォンのアプリを連携し、非対面、玄関前で荷物を受け取れるサービスです。置き配バッグを玄関先に取り付けるだけで、バッグがかわりに荷物を受け取ることができます。配達状況は「OKIPPA」のアプリで確認することができ、複数の配達業社の情報をまとめて管理可能で、荷物が届くと、アプリへ通知します。「OKIPPA」には玄関口や玄関周辺に固定する専用ロックと、内鍵として南京錠が付属しており、専用ロックのセキュリティワイヤーに、一般的なハサミでは切断が困難な亜鉛(ビニールコーティング加工)素材を使用することで、盗難防止機能も備えています。

お問合わせ先

TATERU 広報課
MAIL:pr@tateru.co

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