プレスリリース詳細
2020.11.05
株式会社TATERU(本社:東京都渋谷区/代表取締役CEO:古木大咲/証券コード:1435、以下当社)は、株式会社ホープ(本社:福岡県福岡市/代表取締役社長兼CEO:時津孝康/証券コード6195、以下ホープ)より、卸電力価格予測に関するノウハウやデータの提供を受け、提供価格の最適化を可能にするAI(以下当AI)の開発を行いましたのでお知らせいたします。
◯開発背景と当AIの活用
この度、家賃価格推定エンジンを活用した土地マッチングAIシステムの開発、不動産環境データの分析や活用などのナレッジを有する当社が、エネルギー事業を含む自治体向けサービスを展開するホープから、卸電力価格予測に関するノウハウやデータの提供を受け、卸電力価格の予測精度を向上させ電力価格の最適化を可能とする当AIを共同開発いたしました。
ホープより提供いただいたノウハウやデータの他に、東京大学空間情報科学研究センター不動産情報科学研究部門 清水千弘 特任教授の指導のもと、過去の地域別卸電力価格や気象データ等を利用して、日本卸電力取引所(JEPX)における卸電力価格の予測モデルを構築し、当AIの開発が可能になりました。
当AIにおいては、不動産と関連性の高いこれら複数のビッグデータをもとに将来の価格を予想するという需給予測における当社のノウハウが、電力市場価格予測につながるものと考えております。
消費者が電力会社や料金メニューを自由に選択できる、電力の小売全面自由化の施行(2016年4月1日)から日が浅く、過去のデータが少ないことも考慮し、複数の時系列予測手法を比較検討した上で選択した最適な予測モデルを利用しております。
ホープは「電気も、ジェネリックという選択へ」という新しい価値を提案するために、自治体の経費削減支援を行う『GENEWAT』というサービスを提供しております。当AIを活用することで、さらなる予測精度の向上を図り、価格変動リスクも含め定量的に評価された予測のもと、より適正な価格で需要家への電力供給が可能になります。
なお、ホープは2020年10月22日にエネルギー事業専門の子会社「株式会社ホープエナジー」(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:時津孝康、以下ホープエナジー)を設立しております。ホープエナジーの事業内容として「エネルギーの売買に関するAI技術の研究等」を掲げており、今後当AIを活用した価格予測等のデータ管理やAIの精度向上については、ホープエナジーの管理下で運用してまいります。
◯株式会社ホープ 概要
・社名:株式会社ホープ
・創業:2005年2月
・資本金:3億1,514万円
・代表取締役社長兼CEO:時津孝康
・本社:福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル7F
・主な事業内容:自治体に特化したサービス業(広告事業、エネルギー事業、メディア事業)
・ウェブサイト:https://www.zaigenkakuho.com/
◯株式会社ホープエナジー 概要
・社名:株式会社ホープエナジー
・設立:2020年10月
・資本金:1000万円
・代表取締役社長:時津孝康
・本社:福岡県福岡市中央区薬院1-14-5 MG薬院ビル7F
・主な事業内容:電気・ガス等のエネルギーの売買に関する業務、またこれらに関する
AI技術の研究等
・ウェブサイト:https://www.hope-energy.co.jp/
◯ 株式会社TATERU 概要
・社名:株式会社TATERU
・設立:2006年1月23日
・資本金:72億9600万円
・代表取締役CEO:古木 大咲
・本社:東京都渋谷区恵比寿南3-4-14-2F
・主な事業内容:AI・IoT事業、KANRY事業、TATERU事業
・主な子会社:株式会社Robot Home、株式会社TABICT、株式会社 サナス
・ウェブサイト:https://corp.tateru.co/
お問合わせ先
TATERU 広報
MAIL:pr@tateru.co