株式会社TATERU（本社：東京都渋谷区／代表取締役CEO：古木大咲／証券コード：1435、以下当社）は、オーナー様や入居者様、管理会社様をIoTやRPAを用いたシステムで連携させ、不動産経営の自動化を可能にするSaaSモデルの新サービス「Residence kit for Owner」をリリースいたしましたので、お知らせします。
(※1)国内賃貸管理サービスにおいて（2020年7月1日現在 当社調べ）

開発背景について

経済社会全体のDX（デジタルトランスフォーメーション）の推進は、コロナ禍によってその重要性がより一層高まり、不動産業界においても業務の効率化、更なる生産性の向上、オンライン化は喫緊の課題として掲げられています。
　このような状況の中、当社は、これまで培ったITソリューションを活用し、オーナー様に向けた賃貸管理SaaS事業に着手しました。不動産経営を自動化・オンライン化した新サービス「Residence kit for Owner」は、賃貸物件管理の新しい在り方の提案と、ポストコロナの新たな日常に対応する「スマートな豊かさ」の実現に寄与するための画期的なサービスです。

サービス・アプリの特徴

「Residence kit for Owner」は、入居者様の賃貸借契約を保管できるストレージ機能や24時間の入居者対応(※2)、督促、退去連絡など、入居者管理に必要な全ての機能を網羅的に兼ね揃えています。
また、毎月の家賃集金状況の管理、入居者の退去から入居までの管理などを一貫して効率的に取り扱うことが可能となります。
さらに、スマートロックを活用した自動内見の状況を随時確認したり、当社が提供する共用部のウェブカメラと連動して、物件の清掃状況やゴミ置き場の状況を確認したりすることも可能です。賃貸管理サービスとしてウェブカメラとの連動は日本初のサービスとなっています。
当社は、RPA化された当社独自の賃貸管理システム「賃貸管理自動くん」を利用することで、圧倒的な業務効率化、コスト削減を実現するとともに、従来はリアルでしか対応ができなかった内見や賃貸借契約なども、全てオンライン上で運営することができ、コロナ禍で顕在化した対面や移動によるリスクといった課題に対しても、リモート対応が可能な仕組みを提供しています。
「Residence kit for Owner」は当社の技術顧問である東京大学空間情報科学研究センター不動産情報科学研究部門 清水千弘 特任教授の監修のもと、賃貸管理業務フローのコスト構造を分析し、ITｘIoTによる賃貸管理ストラクチャの最適化を図っており、内見から家賃集金、業者への発注管理などバックオフィス業務の自動化を実現し、不動産管理にかかる余計なコストを削減、さらにポストコロナの新しい不動産経営の在り方にも対応するサービスです。
(※2)時間により対応方法が異なります。

導入拡大中！Residence kitのIoTについて

「Residence kit」は、誰でも手軽にIoTの賃貸住宅を提供できるIoTサービスです。入居者様は、「Residence kit」と連動した専用アプリを活用することにより、生活の利便性と安全性を高めることができるとともに、室内のセントラルコントローラーを活用した多様なライフスタイルも実現できます。
　当社が提供するIoT賃貸物件では、様々な機能を搭載できるタブレット型ゲートウェイであるセントラルコントローラーを始め、窓の開閉・振動を感知してスマートフォンに通知するタグセキュリティ、IR（赤外線通信）を活用したネイチャーセンサーリモートコントローラー、複数の方法で解錠できるスマートロック、遠隔操作でどこからでも電気の調光・調色ができるスマートライト、WEBカメラなど様々なIoT機器を提供しています。
　入居者様のニーズが高いIoT設備が充実した「Residence kit」を導入することで、利便性の高いハイグレードなセキュリティIoT賃貸住宅にアップグレードすることが可能です。現在8000戸以上への導入実績があり(※3)、自社施工の物件に限らず導入拡大中です。
(※3)2020年3月末時点

「Residence kit For Owner」WEbサイト
https://www.lp.tateru.co/iowner01

「Residence kit for Owner」ダウンロードページ
iTunes
https://apps.apple.com/jp/app/residence-kit-for-owner/id1519407464
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=co.tateru.android.residencekit.owner&hl=ja